こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

大学入試、特に総合型選抜や学校推薦型選抜において、小論文は合否を大きく左右する重要な要素です。

しかし、「小論文」と聞くと、

  • 「何を書けばいいのかわからない…」
  • 「うまく構成を組み立てられない…」
  • 「そもそも書き出し方がわからない…」

と、不安に思う方もいるかもしれません。

KOSSUN教育ラボの教務担当者として、これまで多くの生徒を指導し、輝かしい合格実績を築いてきた経験から、小論文、特に書き出しで差をつけるテクニックを伝授します。

なぜ小論文の書き出しが重要なのか?

小論文の書き出しは、採点官の第一印象を決定づける重要な部分です。

採点官は、書き出しを読んで、

  • この受験生は論理的に文章を書けるだろうか?
  • この受験生はテーマについて深く考えているだろうか?
  • この受験生は本学で学ぶ意欲があるだろうか?

といったことを判断します。

つまり、書き出しは、採点官の興味を引きつけ、最後まで読んでもらうための「入り口」としての役割を担っているのです。

効果的な書き出しの3つのポイント

  1. テーマに対する理解を示す 小論文のテーマが何であるかを明確に示し、自分がそのテーマについてきちんと理解していることを示しましょう。 例えば、
    • テーマのキーワードを定義するテーマに関する背景知識を述べるテーマについての問題提起を行う
    などを用いることで、採点官に「この受験生はテーマを理解している」と認識させることができます。 KOSSUNでは、過去問分析を通して、大学や学部が求める小論文のレベルを把握し、効果的な書き出し方を指導しています。
  2. 自分の意見を明確に示す 小論文では、自分の意見を明確に示すことが重要です。 書き出しで自分の意見を提示することで、採点官は「この受験生は自分の考えを持っている」と判断し、論文を読み進めてくれます。 例えば、「私は〇〇だと考える」「〇〇という意見に賛成である」「〇〇という問題に対して、私は〇〇という解決策を提案する」のように、自分の意見を明確に示しましょう。
  3. 簡潔で分かりやすい文章にする 書き出しは、簡潔で分かりやすい文章にすることが重要です。 専門用語を避け、平易な言葉で書くように心がけましょう。 また、長文にならないように、要点を絞って書くことも大切です。

効果的な書き出しのためのトレーニング方法

効果的な書き出しをスムーズに書けるように、日頃からトレーニングをしておくことが重要です。

ここでは、効果的なトレーニング方法を3つ紹介します。

    1. 新聞・雑誌の記事の書き出しを分析する

    新聞や雑誌の記事は、読者の興味を引きつけ、読み進めてもらうために、様々な工夫が凝らされています。

    多様な記事の書き出しを分析することで、効果的な書き出し方のテクニックを学ぶことができます。

    具体的な分析ポイント

    • どんな言葉が使われているか?
      • 読者の関心を惹きつけるキーワード
      • 簡潔で分かりやすい言葉
      • 表現力豊かな言葉
      • 具体的な数字やデータ
      • 印象的な比喩表現
    • どんな構成になっているか?
      • 問題提起型
      • 結論提示型
      • 逸話導入型
      • 引用導入型
      • データ提示型
    • なぜこの書き出しは効果的だと感じるのか?
      • 読者の好奇心を刺激しているか?
      • テーマへの興味関心を高めているか?
      • 読み手に語りかけているような親近感があるか?
      • 論理的な展開を期待させる構成になっているか?

    2. 過去問の書き出しを模倣する

    志望大学の過去問を参考に、書き出しを模倣するトレーニングも効果的です。

    過去問の書き出しを分析し、良い点を取り入れながら、自分の言葉で書き直してみましょう。

    具体的な模倣ポイント

    • テーマに対する理解を示す方法
      • 過去問では、どのようにテーマを導入しているか?
      • キーワードの定義、背景知識の説明、問題提起など、どのような方法でテーマへの理解を示しているか?
    • 自分の意見を明確に示す方法
      • 過去問では、どのように自分の意見を提示しているか?
      • 断定的な表現、客観的な表現、疑問形など、どのような表現方法で意見を述べているか?
    • 文章構成と表現
      • 過去問の書き出しは、どのような構成になっているか?
      • どのような言葉遣いや表現が使われているか?

    3. 制限時間を設けて書き出す練習をする

    本番を想定し、制限時間を設けて書き出す練習をしましょう。

    時間内に効果的な書き出しを完成させるためには、日頃から練習を積み重ねておくことが重要です。

    具体的な練習方法

    • テーマを設定する
      • 新聞記事や時事問題、過去問などを参考に、小論文のテーマを設定します。
    • 制限時間を決める
      • 本番の試験時間を参考に、制限時間を決めます。
      • 最初は、5分、10分など、短い時間で練習し、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。
    • 書き出す
      • タイマーを使って、制限時間内に書き出しを完成させましょう。
      • この際、構成や表現方法などを意識しながら書き進めることが重要です。
    • 振り返り
      • 書き終えたら、以下の点を振り返りましょう。
        • テーマに対する理解を示せているか?
        • 自分の意見を明確に示せているか?
        • 簡潔で分かりやすい文章になっているか?
        • 時間内に書き終えることができたか?

    KOSSUN教育ラボの小論文指導

    KOSSUN教育ラボでは、小論文作成に悩む学生をサポートするため、以下の指導を行っています。

    • 個別指導: 生徒一人ひとりのレベルや課題に合わせて、個別指導を行います。
    • 添削指導: 提出した小論文を丁寧に添削し、改善点を明確に示します。
    • 面接対策: 小論文の内容について、面接官から質問されることを想定した練習を行います。

    まとめ

    小論文の書き出しは、採点官に好印象を与え、高評価を得るための重要な要素です。 効果的な書き出し方をマスターすることで、小論文全体の質を高め、合格に近づくことができます。

    KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。