
- 1. レトリックを駆使した効果的なアピール方法
- 1.1. レトリックとは?
- 1.2. 総合型選抜でレトリックが重要な理由
- 1.3. 総合型選抜で活用できるレトリックの種類
- 1.3.1. 1. 比喩(ひゆ)
- 1.3.2. 2. 反復法(はんぷくほう)
- 1.3.3. 3. 対比法(たいひほう)
- 1.3.4. 4. 倒置法(とうちほう)
- 1.3.5. 5. 疑問法・反語(ぎもんほう・はんご)
- 1.4. レトリックを効果的に使うためのポイント
- 1.5. レトリックを使った表現例
- 1.5.1. 志望理由書
- 1.5.2. 面接
- 1.6. レトリックを学ぶための教材・ツール
- 1.7. KOSSUN教育ラボの活用
- 1.8. KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 1.9. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
レトリックを駆使した効果的なアピール方法
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
今回の記事では、総合型選抜における表現力、特に「レトリック」を駆使した効果的なアピール方法について解説していきます。
レトリックを身につけることで、あなたの言葉はより魅力的になり、大学に強く印象付けることができるでしょう。
レトリックとは?
レトリックとは、言葉を効果的に用いて、聞き手や読み手の心を動かす技術のことです。
古くは修辞学と呼ばれ、弁論術や文章術として発展してきました。
総合型選抜では、志望理由書や面接などで、自身の考えや経験を的確に伝える必要があります。
レトリックを駆使することで、あなたの表現はより豊かで説得力のあるものになります。
総合型選抜でレトリックが重要な理由
総合型選抜において、レトリックが重要な理由は主に以下の3点です。
- 表現力の向上:レトリックを学ぶことで、自身の考えや経験をより効果的に表現することができます。
- 説得力の強化:レトリックを駆使することで、主張に説得力を持たせ、相手を惹きつけることができます。
- 印象づけ:レトリックを用いた印象的な表現は、大学側に強く記憶され、他の受験生との差別化につながります。
総合型選抜で活用できるレトリックの種類
総合型選抜で活用できるレトリックは多岐にわたりますが、ここでは特によく使われるものをいくつか紹介します。
1. 比喩(ひゆ)
比喩とは、ある物事を別の物事に例えて表現する技法です。
- 直喩(ちょゆ):〜のように、〜みたいに、などの言葉を用いて例える。
- 例:「私の探究心は、砂漠で水を探す旅人のようだ」
- 隠喩(いんゆ):〜のような、などの言葉を用いずに例える。
- 例:「私の情熱は、燃え盛る炎だ」
2. 反復法(はんぷくほう)
反復法とは、同じ言葉やフレーズを繰り返すことで、強調やリズムを生み出す技法です。
- 例:「私は諦めない。絶対に諦めない。最後まで諦めない」
3. 対比法(たいひほう)
対比法とは、反対の意味を持つ言葉や概念を並べることで、印象を強める技法です。
- 例:「過去の失敗があったからこそ、今の成功がある」
4. 倒置法(とうちほう)
倒置法とは、通常の語順を逆にする事で、強調の効果や意外性を出す技法です。
- 例:「美しい、なんと美しい景色だろうか」
5. 疑問法・反語(ぎもんほう・はんご)
疑問法とは、あえて問いかける事で聞き手の注意を惹きつけ、反語とは、疑問の形を借りて強く主張する技法です。
- 例:「どうして私はこの大学を志望するのか?それは…」
レトリックを効果的に使うためのポイント
レトリックは、使い方を間違えると逆効果になることもあります。以下のポイントを意識して、効果的に活用しましょう。
- 多様な表現を知る:レトリックの種類や使い方を学び、表現の幅を広げましょう。
- 場面に合わせた使い分け:志望理由書、面接、小論文など、場面に応じて適切なレトリックを選びましょう。
- オリジナリティ:他の受験生と差別化するために、自分らしいオリジナルのレトリックを考えましょう。
- 過剰な使用は避ける:レトリックを多用すると、かえって分かりにくくなることがあります。自然な表現を心がけましょう。
- 練習と添削:実際にレトリックを使って文章を作成し、先生や塾の講師に添削してもらいましょう。
レトリックを使った表現例
志望理由書
- 「私の探求心は、まるで羅針盤。未知なる学問の海へと、私を導きます。」(比喩)
- 「私は学びたい。深く、広く、そして徹底的に学びたい。」(反復法)
面接
- 「私にとって、この大学は夢の舞台。その舞台で、私は主役として輝きたい。」(比喩)
- 「失敗を恐れていては、何も生まれない。私は挑戦し続けます。」(対比法)
レトリックを学ぶための教材・ツール
- レトリック関連書籍:レトリックの種類や使い方について詳しく解説した書籍を読みましょう。
- 文章表現辞典:多様な表現を学ぶための辞典を活用しましょう。
- オンライン記事・動画:レトリックに関する記事や動画を参考に、表現力を磨きましょう。
- 添削サービス:塾や学校の先生に添削してもらい、客観的な意見をもらいましょう。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
レトリックは、あなたの表現力を高め、総合型選抜を有利に進めるための強力な武器です。
今回紹介した内容を参考に、レトリックを習得し、あなたの言葉で大学に熱意を伝えましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。