
自由記述書の書き方完全ガイド
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)では、大学は受験生の多様な能力や個性を評価するために、自由記述書の提出を求めることがあります。
自由記述書は、大学が指定したテーマや文字数に沿って、受験生が自由に自己PRや意見を記述する書類です。
「自由記述書って、何を書けばいいの?」 「どのように書けば、自分の魅力を最大限にアピールできるの?」
そんな疑問をお持ちの受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、総合型選抜における自由記述書の重要性から、具体的な書き方、注意すべきポイントまで、あなたの自由記述書を合格へと導くためのノウハウを余すことなくお伝えします。
1. 総合型選抜における自由記述書の重要性
自由記述書は、大学が受験生の個性、能力、意欲を総合的に評価するための重要な資料です。
大学は、自由記述書を通して、受験生の以下の点を見ています。
- 自己表現力: 自分の考えや経験を、分かりやすく、魅力的に表現できるか。
- 主体性・積極性: 自ら課題を設定し、解決に向けて行動できるか。
- 思考力・判断力: 与えられたテーマについて、深く考察し、論理的に記述できるか。
- 独自性・創造性: 他の受験生とは異なる、独自の視点や発想を持っているか。
- 大学への適合性: 大学のアドミッション・ポリシーに合致する人物であるか。
つまり、自由記述書は、あなたの「個性」を大学にアピールする絶好の機会なのです。
2. 自由記述書のテーマと種類
自由記述書のテーマは、大学や学部によって様々ですが、主に以下の種類があります。
- 自己PR型: 自分の強み、経験、実績などを自由に記述する形式。
- 志望理由型: 志望動機、入学後の目標、将来の展望などを記述する形式。
- 課題解決型: 与えられた課題について、自分の意見や解決策を記述する形式。
- 自由テーマ型: 受験生が自由にテーマを設定し、記述する形式。
それぞれの形式によって、求められる能力や対策方法が異なります。
3. 自由記述書作成のステップ
自由記述書作成は、以下のステップに沿って進めることで、より効果的な書類を作成できます。
ステップ1:テーマの理解
- テーマを正確に理解し、大学が何を求めているのかを把握します。
- 過去の自由記述書のテーマや質問例を参考に、傾向をつかみます。
- テーマについて、自分の意見や考えを整理します。
ステップ2:構成の作成
自由記述書の構成例は以下の通りです。
- 結論: テーマに関する問題提起や、読者の興味を引くエピソードで始めます。
- 理由: 自分の経験、考え、意見などを具体的に記述します。
- 展望: 全体のまとめ、今後の展望、大学への貢献意欲などを記述します。
ステップ3:執筆
- 具体的なエピソードや事例を交え、説得力のある文章を心がけます。
- 図表やグラフなどを活用し、視覚的に分かりやすい記述を心がけます。
- 専門用語は避け、誰にでも理解できる言葉を選びます。
- 誤字脱字、文法ミスがないか、何度も見直しを行います。
ステップ4:添削・修正
- 学校の先生や塾の講師、家族など、第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらいます。
- アドバイスを参考に、自由記述書を修正・改善します。
4. 自由記述書で評価されるポイント
大学は、自由記述書を通して、以下の点を評価します。
- 表現力・構成力: 自分の考えを分かりやすく、論理的に記述できているか。
- 独自性・創造性: 他の受験生とは異なる、独自の視点や発想があるか。
- 具体性・説得力: 具体的なエピソードや事例を用い、説得力のある記述ができているか。
- 熱意・意欲: 大学への入学意欲、学びへの情熱が伝わるか。
- 大学への適合性: 大学のアドミッション・ポリシーに合致する人物であるか。
5. 自由記述書作成の注意点
- 独自性: 他の受験生との差別化を図り、自分らしさを前面に出しましょう。
- 具体性: 抽象的な表現は避け、具体的なエピソードやデータを用いて説明しましょう。
- 一貫性: 自由記述書全体を通して、主張が一貫していることを確認しましょう。
- 熱意: 大学への入学意欲、学びへの情熱を伝えましょう。
- 提出期限: 提出期限を守り、余裕をもって自由記述書を作成しましょう。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
自由記述書は、あなたの個性や能力を大学にアピールする絶好の機会です。
この記事で紹介した書き方や注意点を参考に、大学を魅了する自由記述書を作成し、総合型選抜を突破してください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。