総合型選抜入試における活動報告書とは?

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

総合型選抜入試における活動報告書は、高校時代の活動や実績を大学に提出する書類です。

この書類を通して、大学は受験生の主体性、多様性、協働性、専門性、貢献意欲、そして大学への適合性を評価します。

1. 活動報告書の目的

  • 多面的な評価:
    • 学力試験だけでは測れない、受験生の個性や能力を評価するため。
    • 高校時代の活動や実績を通して、受験生の強みや適性を把握するため。
  • 大学とのマッチング:
    • 大学のアドミッション・ポリシーと受験生の活動内容が合致するかを確認するため。
    • 受験生の大学での学びへの意欲や貢献意欲を評価するため。

2. 活動報告書で評価されるポイント

  • 主体性・積極性:
    • 自ら課題を見つけ、解決に向けて行動した経験。
    • 積極的に活動に参加し、リーダーシップを発揮した経験。
  • 多様性・協働性:
    • 様々な価値観を持つ人々と協力し、目標を達成した経験。
    • 多様な文化や社会問題に関心を持ち、理解を深めた経験。
  • 専門性・探求心:
    • 特定の分野において、専門的な知識やスキルを習得した経験。
    • 課題研究や論文作成など、探求的な学習活動に取り組んだ経験。
  • 貢献意欲:
    • ボランティア活動や地域活動など、社会貢献活動に取り組んだ経験。
    • 学校行事の企画・運営など、学校生活に貢献した経験。
  • 大学への適合性:
    • 大学の教育理念やカリキュラムを理解し、入学後の学びを具体的にイメージしているか。
    • 大学での学びを通して、将来どのような目標を達成したいのか。

3. 活動報告書の種類

活動報告書の形式は、大学や学部によって異なりますが、主に以下の種類があります。

  • 自由記述型: 活動内容や実績を自由に記述する形式。
  • 項目指定型: 大学が指定した項目に沿って記述する形式。
  • 活動分野指定型: 特定の活動分野(学術、文化、スポーツなど)に絞って記述する形式。

4. 活動報告書に記載する活動の例

  • 学術活動: 課題研究、論文発表、学会発表、科学コンクールなど。
  • 文化活動: 美術、音楽、演劇、文芸などの創作活動、コンクール受賞など。
  • スポーツ活動: 部活動、大会出場、優秀な成績など。
  • ボランティア活動: 地域活動、国際交流、社会貢献活動など。
  • 生徒会活動: 生徒会役員、委員会活動、学校行事の企画・運営など。
  • 資格・検定: 語学、情報、その他専門分野の資格・検定など。

5. 活動報告書作成の注意点

  • 客観的な記述: 主観的な意見だけでなく、客観的なデータや具体的なエピソードを用いて記述しましょう。
  • 具体的な記述: 抽象的な表現は避け、具体的な活動内容や成果を記述しましょう。
  • 独自性のアピール: 他の受験生との差別化を図り、自分らしさをアピールしましょう。
  • 大学との関連性: 活動を通して得た経験や学びが、大学での学びにどのように活かせるかを記述しましょう。
  • 提出期限の厳守: 提出期限を守り、余裕をもって作成しましょう。

KOSSUN教育ラボの活用

KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。

専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。

KOSSUN教育ラボのサポート体制

情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。

小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。

個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。

添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。

面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。

出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

活動報告書は、あなたの高校生活での努力や成長を大学に伝えるための貴重な機会です。これらの情報を参考に、効果的な活動報告書を作成してください。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。