
- 1. グループディスカッション対策とは?
- 1.1. 1. 総合型選抜におけるグループディスカッションの重要性
- 1.2. 2. グループディスカッションの種類と特徴
- 1.3. 3. グループディスカッション対策のステップ
- 1.3.1. ステップ1:テーマ分析
- 1.3.2. ステップ2:役割理解
- 1.3.3. ステップ3:実践練習
- 1.3.4. ステップ4:フィードバック
- 1.4. 4. グループディスカッションで評価されるポイント
- 1.5. 5. グループディスカッションで注意すべきポイント
- 1.6. KOSSUN教育ラボの活用
- 1.7. KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 1.8. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
グループディスカッション対策とは?
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)では、学力だけでなく、受験生の個性や能力、意欲を多角的に評価するために、グループディスカッションが実施されることがあります。
グループディスカッションは、与えられたテーマについて、複数人で議論し、結論を導き出す形式で、受験生の思考力、協調性、コミュニケーション能力を評価するものです。
「グループディスカッションって、何を話せばいいの?」 「うまく発言できるか不安…」
と悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、総合型選抜におけるグループディスカッションの重要性から、具体的な対策方法、注意すべきポイントまで、あなたのグループディスカッションを成功に導くためのノウハウを余すことなくお伝えします。
1. 総合型選抜におけるグループディスカッションの重要性
グループディスカッションは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と受験生の能力や適性を照らし合わせるための重要な選考方法です。
大学は、グループディスカッションを通して、受験生の以下の点を見ています。
- 思考力・判断力: テーマを理解し、論理的に思考する能力。
- コミュニケーション能力: 他者の意見を理解し、自分の意見を分かりやすく伝える能力。
- 協調性・リーダーシップ: 他者と協力し、議論を円滑に進める能力。
- 主体性・積極性: 積極的に議論に参加し、貢献する意欲。
つまり、グループディスカッションは、あなたの「学力以外の能力」をアピールする絶好の機会なのです。
2. グループディスカッションの種類と特徴
グループディスカッションには、主に以下の種類があります。
- 課題解決型: 与えられた課題について、解決策を議論する形式。
- 自由討論型: 与えられたテーマについて、自由に意見を交換する形式。
- ディベート型: 与えられたテーマについて、賛成・反対の立場に分かれて議論する形式。
それぞれの形式によって、求められる能力や対策方法が異なります。
3. グループディスカッション対策のステップ
グループディスカッション対策は、以下のステップに沿って進めることで、より効果的な準備が可能です。
ステップ1:テーマ分析
- 過去のテーマや予想されるテーマを調べ、どのようなテーマが出題されるのか傾向をつかみます。
- テーマに関する基礎知識を習得し、議論に必要な情報を収集します。
- テーマについて、自分の意見や考えを整理します。
ステップ2:役割理解
グループディスカッションでは、主に以下の役割があります。
- タイムキーパー: 時間配分を管理し、議論を時間内にまとめる。
- 書記: 議論の内容を記録し、まとめる。
- 発表者: 議論の結果を発表する。
- リーダー: 議論をまとめ、方向性を示す。
- メンバー: 積極的に意見を出し、議論に貢献する。
それぞれの役割を理解し、自分に合った役割を意識して練習することが重要です。
ステップ3:実践練習
- 学校や塾、友人同士で模擬グループディスカッションを行い、実践経験を積みます。
- 自分の発言内容や態度を客観的に評価し、改善点を洗い出します。
- 様々なテーマで練習することで、柔軟な対応力を養います。
ステップ4:フィードバック
- 先生や講師、友人などにフィードバックをもらい、改善点を具体的に把握します。
- フィードバックを参考に、発言内容や態度を修正し、改善を図ります。
4. グループディスカッションで評価されるポイント
大学は、グループディスカッションを通して、以下の点を評価します。
- 論理的思考力: 根拠に基づいた意見を述べることができるか。
- 傾聴力: 他者の意見を理解し、尊重する姿勢があるか。
- 発信力: 自分の意見を分かりやすく伝えることができるか。
- 協調性: チームワークを意識し、議論に貢献できるか。
- 積極性: 積極的に議論に参加し、リーダーシップを発揮できるか。
5. グループディスカッションで注意すべきポイント
- 発言のバランス: 自分ばかり話すのではなく、他のメンバーにも発言機会を与える。
- 否定的な発言を避ける: 他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べる。
- 論点をずらさない: テーマから逸脱した発言は避け、論点を意識する。
- 相手の意見を尊重する: 異なる意見を持つ相手を尊重し、冷静に議論する。
- 時間配分を意識する: 時間内に結論を出すために、時間配分を意識する。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
グループディスカッションは、あなたの能力や適性を大学にアピールする絶好の機会です。
この記事で紹介した対策方法や注意点を参考に、グループディスカッションの準備を進め、自信を持って本番に臨んでください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。