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- 1. 面接での言葉遣い
- 1.1. 1. 総合型選抜における面接の重要性
- 1.2. 2. 面接で注意すべき基本的な言葉遣い
- 1.3. 3. 「貴学」の使い方
- 1.3.1. 3.1 「貴学」とは
- 1.3.2. 3.2 「貴学」と「御学」の違い
- 1.3.3. 3.3 「貴学」を使う場面
- 1.3.4. 3.4 「貴学」を使う際の注意点
- 1.4. 4. 面接での言葉遣い、その他の注意点
- 1.4.1. 4.1 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け
- 1.4.2. 4.2 面接官の役職に合わせた呼び方
- 1.4.3. 4.3 よくある質問への回答例
- 1.5. 5. 面接練習で言葉遣いを磨こう
- 1.6. KOSSUN教育ラボの活用
- 1.7. KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 1.8. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
面接での言葉遣い
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜の面接は、あなたの熱意や能力を大学側に直接アピールできる貴重な機会です。
しかし、どれほど素晴らしい内容を話しても、言葉遣いが適切でなければ、面接官に良い印象を与えることは難しいでしょう。
そこで今回の記事では、面接での言葉遣いに焦点を当て、特に「貴学」という言葉の使い方について詳しく解説します。
適切な言葉遣いを身につけ、面接で自信を持って話せるように準備しましょう!
1. 総合型選抜における面接の重要性
総合型選抜では、面接を通してあなたの人物像や意欲が評価されます。
面接官は、あなたが大学の理念や求める学生像に合致しているか、入学後に大学でどのように学び、貢献してくれるのかを見極めようとしています。
面接で好印象を与えるためには、話の内容だけでなく、言葉遣いや態度も重要です。
適切な言葉遣いは、あなたの知性や誠実さを示し、面接官に安心感を与えることができます。
2. 面接で注意すべき基本的な言葉遣い
面接では、以下の点に注意して言葉遣いをしましょう。
- 敬語を使う:面接官に対しては、常に丁寧な敬語を使いましょう。
- クッション言葉を使う:「恐縮ですが」「失礼ですが」などのクッション言葉を使うことで、より丁寧な印象になります。
- 語尾をはっきりさせる:「~です」「~ます」など、語尾をはっきりさせることで、自信を持って話している印象になります。
- 早口にならない:緊張すると早口になりがちですが、落ち着いてゆっくりと話すように心がけましょう。
- 否定語を避ける:「~ではありません」「~できないと思います」などの否定語は、できるだけ肯定的な言葉に言い換えましょう。
3. 「貴学」の使い方
面接で大学について話す際、「貴学」という言葉を使うことがあります。しかし、正しい使い方を知らないと、かえって失礼になることも。
3.1 「貴学」とは
「貴学」は、相手の大学を敬っていう言葉です。面接や論文など、書き言葉や改まった場面で使われます。
3.2 「貴学」と「御学」の違い
「貴学」と似た言葉に「御学(おんがく)」がありますが、これは誤った使い方です。「御学」は、仏教用語や雅楽で使われる言葉であり、大学を指す言葉としては適切ではありません。
3.3 「貴学」を使う場面
「貴学」は、主に以下の場面で使います。
- 面接:面接官に対して大学について話す際
- 小論文・志望理由書:大学に提出する書類の中で大学について言及する際
- メール・手紙:大学の担当者とやり取りする際
3.4 「貴学」を使う際の注意点
- 話し言葉では使わない:面接などの話し言葉では、「貴学」ではなく「〇〇大学」と大学名を言いましょう。
- 連発しない:同じ文章や会話の中で何度も「貴学」を繰り返すと、不自然な印象になることがあります。適度に大学名を挟むなど、工夫しましょう。
- 略称を使わない:「〇〇大」「〇大」などの略称は避け、正式名称を使いましょう。
4. 面接での言葉遣い、その他の注意点
4.1 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け
敬語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類があります。
それぞれの違いを理解し、適切に使い分けましょう。
- 尊敬語:相手の行動や状態を高めることで敬意を表す言葉(例:いらっしゃる、おっしゃる)
- 謙譲語:自分の行動や状態を低めることで敬意を表す言葉(例:伺う、申し上げる)
- 丁寧語:丁寧な言葉遣いで敬意を表す言葉(例:です、ます)
4.2 面接官の役職に合わせた呼び方
面接官が教授や准教授などの役職を持っている場合は、「〇〇教授」「〇〇先生」のように役職をつけて呼びましょう。
役職が分からない場合は、「〇〇様」と呼ぶのが無難です。
4.3 よくある質問への回答例
- 「本学を志望した理由は何ですか?」
- 「〇〇大学の[学部・学科名]では、[大学の特色]に力を入れており、[あなたの興味・関心]と一致したため、志望いたしました。」
- 「本学で学びたいことは何ですか?」
- 「〇〇大学の[教授名]先生の[研究分野]に興味があり、先生の指導の下で[学びたい内容]について深く学びたいと考えています。」
- 「将来の夢は何ですか?」
- 「将来は、〇〇大学で学んだ[専門知識]を活かし、[将来の目標]を実現したいと考えています。」
5. 面接練習で言葉遣いを磨こう
言葉遣いは、練習することで改善できます。以下の方法で、面接練習を行いましょう。
- 模擬面接:塾や学校の先生、家族や友人に協力してもらい、模擬面接を行いましょう。
- 録音・録画:自分の話し方を録音・録画し、客観的に分析しましょう。
- ロールプレイング:面接官と受験者の役割を交代して、ロールプレイングを行いましょう。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
面接での言葉遣いは、あなたの印象を大きく左右します。
今回解説した「貴学」の使い方やその他の注意点を参考に、適切な言葉遣いを身につけ、自信を持って面接に臨みましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
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この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。