合格を掴むための面接マナー徹底解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

総合型選抜(旧AO入試)は、あなたの意欲や個性、大学への適性を総合的に評価する入試制度です。

近年、総合型選抜を実施する大学が増加傾向にあり、大学受験における重要な選択肢の一つとなっています。

総合型選抜では、書類審査や小論文、プレゼンテーションなど、様々な選考方法がありますが、中でも面接はあなたの人物像を直接アピールできる重要な機会です。面接での印象は、合否を大きく左右すると言っても過言ではありません。

そこで、この記事では、総合型選抜の面接で合格を掴むためのマナーについて徹底解説します。

面接の流れや基本的なマナーはもちろん、服装や髪型、入室から退室まで、具体的な場面を想定した対策を紹介します。

この記事を読むことで、あなたは面接に対する不安を解消し、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。

1. 総合型選抜における面接の重要性

面接は、大学側があなたの人物像や意欲を直接確認し、入学後の活躍を期待できるかどうかを判断する重要な機会です。

あなたの個性や考え方、コミュニケーション能力などをアピールすることができます。

特に総合型選抜では、大学のアドミッションポリシー(求める学生像)とあなたの個性や目標が合致しているかが重視されます。面接では、あなたの言葉で大学への熱意や入学後の目標を伝え、大学側との相互理解を深めることが求められます。

2. 面接の流れと基本的なマナー

面接は、一般的に以下の流れで実施されます。

  1. 受付
  2. 入室
  3. 自己紹介・志望理由
  4. 質疑応答
  5. 退室

それぞれの場面における基本的なマナーを理解し、スムーズに対応できるように準備しておきましょう。

  • 受付:明るくハキハキとした挨拶を心がけ、指示に従って行動しましょう。
  • 入室:ノックをして許可を得てから入室し、面接官に一礼しましょう。
  • 自己紹介・志望理由:事前に準備した内容を、落ち着いて分かりやすく伝えましょう。
  • 質疑応答:質問には的確に答え、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せましょう。
  • 退室:面接官に一礼し、静かに退室しましょう。

3. 面接時の服装・髪型

面接時の服装は、清潔感があり、誠実な印象を与えるものが基本です。

高校の制服、またはスーツが無難でしょう。髪型も同様に、清潔感を意識し、派手な髪色やアクセサリーは避けましょう。

  • 服装:制服の場合は、校則に従って正しく着用しましょう。スーツの場合は、黒や紺、グレーなどの落ち着いた色を選び、シャツは白が基本です。
  • 髪型:前髪が目にかからないようにし、長い髪は後ろでまとめましょう。
  • その他:派手なアクセサリーや香水は避け、爪も短く清潔に整えましょう。

4. 入室から着席までのマナー

面接室に入室する際のマナーは、第一印象を大きく左右します。

以下の点に注意し、落ち着いて行動しましょう。

  1. ノック:ドアを軽く3回ノックし、「どうぞ」と声がかかったら「失礼します」と言って入室します。
  2. お辞儀:ドアを閉めてから面接官の方を向き、「〇〇高校の〇〇です。よろしくお願いします」と挨拶をして一礼します。
  3. 着席:「どうぞおかけください」と促されてから、「失礼します」と言って着席します。椅子の横に立ち、一礼してから静かに腰掛けましょう。
  4. 着席中の姿勢:背筋を伸ばし、猫背にならないように注意しましょう。手は膝の上に軽く置くか、机がある場合は軽く握って置きましょう。

5. 面接中のマナー

面接中は、面接官の質問に的確に答え、あなたの考えや意欲をしっかりと伝えましょう。

  • 話し方:明るくハキハキとした声で、ゆっくりと話しましょう。早口にならないように注意し、語尾までしっかりと発音することを意識しましょう。
  • 表情:笑顔で話すことを心がけ、相手の目を見て話しましょう。
  • 言葉遣い:丁寧な言葉遣いを心がけ、「ですます調」で話しましょう。友達言葉や若者言葉は避けましょう。
  • 質問への回答:質問の意図を理解してから、的確に答えましょう。質問の意図が分からない場合は、遠慮せずに聞き返しましょう。
  • 質問する姿勢:面接官の話を真剣に聞き、適度に相槌を打ちながら、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せましょう。

6. 退室時のマナー

面接が終わったら、面接官に感謝の気持ちを伝え、静かに退室しましょう。

  1. お礼:「本日はありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、一礼します。
  2. 退室:ドアの前で面接官に向き直り、「失礼します」と言って一礼してから退室します。
  3. 退室後:面接室から出たら、すぐにその場を離れましょう。面接の内容について、他の受験生と話すのは控えましょう。

7. 面接でよく聞かれる質問と回答のポイント

面接では、以下のような質問がよく聞かれます。事前に回答を準備しておくと、落ち着いて対応できるでしょう。

  • 自己紹介:あなたの強みや興味関心を簡潔に伝えましょう。
  • 志望理由:なぜその大学・学部を志望するのか、具体的な理由を述べましょう。
  • 高校生活で力を入れたこと:具体的なエピソードを交えながら、あなたの学びや成長をアピールしましょう。
  • 大学で学びたいこと:入学後の目標や研究計画を具体的に述べましょう。
  • 将来の夢:大学での学びをどのように活かしたいか、将来の展望を語りましょう。
  • あなたの強み・弱み:自己分析に基づいて、客観的に答えましょう。
  • 最近気になるニュース:社会問題への関心や思考力をアピールしましょう。

8. 面接対策のポイント

面接対策は、模擬面接などを通して、実践的な練習を重ねることが重要です。

  • 自己分析:自分の強みや弱み、興味関心を深く理解しましょう。
  • 大学・学部研究:大学のアドミッションポリシーや教育理念、学部の特色などを詳しく調べましょう。
  • 模擬面接:先生や家族、塾の講師などに協力してもらい、実践的な練習を重ねましょう。
  • 面接練習:入室から退室までの流れを何度も練習し、スムーズに対応できるようにしましょう。
  • 回答準備:よく聞かれる質問に対する回答を準備し、自分の言葉で話せるように練習しましょう。
  • 第三者からの評価:模擬面接を通して、話し方や表情、回答内容などについて客観的な評価をもらい、改善点を見つけましょう。
  • ビデオ撮影:自身の面接の様子をビデオ撮影し、客観的に分析することで、改善点を見つけましょう。
  • 最新情報の確認:大学のウェブサイトや募集要項などで、面接に関する最新情報を確認しましょう。

KOSSUN教育ラボの活用

KOSSUN教育ラボは、面接対策、小論文対策など総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。

専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。

KOSSUN教育ラボのサポート体制

  • 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
  • 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
  • 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
  • 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
  • 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
  • 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

面接は、あなたの個性や意欲を直接アピールできる貴重な機会です。

この記事で紹介したマナーや対策を参考に、万全の準備で面接に臨み、合格を掴み取りましょう。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。