小論文の書き方講座

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

総合型選抜(旧AO入試)において、小論文はあなたの思考力、表現力、論理的思考力を大学に示すための重要な書類です。

小論文を書く際、「ですます調」と「である調」のどちらを使うべきか、悩む受験生は少なくありません。

本記事では、小論文における「ですます調」の使用可否から、適切な文体の選び方、小論文を書く上でのポイントについて解説します。

1. 結論:小論文では「である調」が基本

小論文は、あなたの意見や考えを論理的に述べる文章です。

そのため、「ですます調」よりも「である調」の方が、より客観的で説得力のある文章を書くのに適しています。

「ですます調」は、丁寧な印象を与える一方で、文章が冗長になりやすく、論理的な展開を妨げる可能性があります。

そのため、小論文では原則として「である調」を使用しましょう。

2. 例外:「ですます調」が許可されるケース

大学や学部によっては、「ですます調」の使用を許可している場合や、課題の性質上「ですます調」が適しているケースも考えられます。

例えば、以下のような場合です。

  • 大学の募集要項で「ですます調」の使用が許可されている場合
  • 課題が体験や感想を述べるものである場合
  • 読者に語りかけるような形式が求められる場合

これらのケースに該当する場合は、「ですます調」を使用しても問題ありません。

ただし、必ず大学の募集要項を確認し、指示に従いましょう。

不明な点は、大学のアドミッションオフィスに直接問い合わせることをおすすめします。

3. 小論文の文体を選ぶ上でのポイント

小論文の文体を選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 大学の指示: 大学の募集要項をよく読み、文体に関する指示がないか確認しましょう。
  • 課題の性質: 課題の内容や形式に合わせて、適切な文体を選びましょう。
  • 論理的な展開: 小論文は論理的な文章構成が重要です。文体によって論理展開が妨げられないか考慮しましょう。
  • 読みやすさ: 読者が内容を理解しやすい文章であるか、読みやすさを意識しましょう。

4. 小論文を書く上でのポイント

適切な文体を選ぶことは、小論文を書く上での第一歩です。

それ以上に重要なのは、読者の心を動かす内容であることです。

以下のポイントを踏まえ、完成度の高い小論文を作成しましょう。

  • テーマの理解: 課題のテーマを正確に理解し、論点を明確にしましょう。
  • 構成: 論理的な文章構成を意識し、序論、本論、結論の流れを意識しましょう。
  • 具体例: 具体的な事例やデータを挙げ、主張を裏付けましょう。
  • 独自性: あなたならではの視点や考え方を盛り込み、独自性をアピールしましょう。
  • 論理性: 客観的な根拠に基づき、論理的に主張を展開しましょう。
  • 表現力: 簡潔で分かりやすい言葉を選び、的確に表現しましょう。
  • 推敲: 誤字脱字や表現の修正を徹底し、完成度を高めましょう。

5. 小論文作成の流れ

小論文を作成する際は、以下のステップを踏むことで、論理的で分かりやすい文章を作成できます。

  1. テーマ分析: 課題のテーマを深く理解し、論点を明確にします。
  2. 情報収集: テーマに関する情報を収集し、知識を深めます。
  3. 構成作成: 序論、本論、結論の構成を考え、各段落の要点を整理します。
  4. 執筆: 構成に基づいて文章を作成し、具体例やデータを盛り込みます。
  5. 推敲・修正: 作成した文章を読み直し、誤字脱字や表現の修正を行います。
  6. 第三者添削: 学校や塾の先生、保護者などに添削を依頼し、客観的な意見をもらいます。
  7. 最終確認: 修正を踏まえ、最終確認を行い、完成です。

KOSSUN教育ラボの活用

KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。

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KOSSUN教育ラボのサポート体制

  • 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
  • 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
  • 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
  • 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
  • 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
  • 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

小論文では、「である調」が基本ですが、大学や課題によっては「ですます調」が許可されるケースもあります。

大切なのは、大学の指示に従い、課題の性質に合わせて適切な文体を選ぶことです。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。