法学部で求められる英語力とは?
大学入試改革が進み、一般選抜に加え、総合型選抜を選択肢として考える受験生も増えているのではないでしょうか?
総合型選抜は、学力試験だけでは測れない、皆さんの個性や潜在能力を評価する入試制度です。
法学部を目指す皆さんの中には、総合型選抜を選択肢として考えている方もいると思います。
「法学部って、英語力が必要なの?」
「総合型選抜で、英語力はどのように評価されるの?」
「どんな対策をすればいいの?」
そんな疑問をお持ちの皆さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、総合型選抜の概要とメリットに加え、法学部で求められる英語力とその対策について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、総合型選抜と法学部における英語力への理解を深め、自信を持って受験に臨めるようになるはずです。ぜひ最後まで読んで、法学部合格を掴み取りましょう!
総合型選抜とは?
総合型選抜とは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致する人材を選抜するための入試制度です。
学力試験の点数だけでなく、皆さんの個性や能力、将来の目標などを総合的に評価します。
具体的には、以下の要素を評価の対象とします。
- 学力:高校の成績や共通テストの点数など
- 意欲・熱意:志望理由書、面接などでアピール
- 個性・能力:課外活動、ボランティア活動、資格・検定など
- 思考力・判断力・表現力:小論文、面接などで評価
総合型選抜は、大学によって選考方法や重視するポイントが異なります。
そのため、志望大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解し、自分に合った対策を立てることが重要です。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
- 自分の個性や強みをアピールできる
一般選抜では、主に学力試験の点数で合否が決まります。しかし、総合型選抜では、学力だけでなく、個性や強み、将来の目標などをアピールすることができます。
- 早い時期に合格が決まる
総合型選抜は、一般選抜よりも早い時期に選考が行われるため、合格が決まれば、精神的な余裕を持って残りの高校生活を送ることができます。
- 大学との相性が確認できる
選考過程では、面接や大学見学などを通して、大学について深く知ることができます。
法学部で求められる英語力とは?
法学部では、法律の専門知識を学ぶだけでなく、グローバルな視点も求められます。
そのため、高い英語力を身につけておくことは、大きなメリットになります。
具体的には、以下のような場面で英語力が必要となります。
- 専門書・論文の読解: 法律の専門書や論文の多くは英語で書かれています。そのため、英語で書かれた文献を読み解く能力が必要です。
- 海外の法律: 国際法や比較法などを学ぶ際に、英語で書かれた海外の法律を理解する必要があります。
- 判例研究: 海外の判例を研究する際に、英語で書かれた判決文を読む必要があります。
- 国際的な法律問題: 国際的な法律問題に関わる仕事をする場合、英語でコミュニケーションをとる必要が出てきます。
- 留学: 海外のロースクールに留学する場合、高い英語力が必要です。
英語力対策:リーディング
- 法律用語: 法律用語は、日常生活では使われない単語が多いため、積極的に法律用語を学習しましょう。
- 速読: 専門書や論文は長文が多いため、速読のトレーニングが必要です。
- 精読: 法律文書は正確に内容を理解することが重要なので、精読のトレーニングも必要です。
- 教材:
- 法律英語の教科書
- 法律記事
- 法律雑誌
- 判例研究
英語力対策:ライティング
- 論理的ライティング: 法律文書では、論理的に書くことが重要です。
- 正確な文法: 正確な文法を使用し、誤解のない文章を心がけましょう。
- 教材:
- エッセイライティングガイド
- リーガルライティングの教科書
- オンラインリソース
英語力対策:リスニング&スピーキング
- 教材:
- リーガルドラマ
- ニュース番組
- ポッドキャスト
- オンライン講義
- 練習の機会:
- ディベートクラブ
- 模擬裁判
- 留学プログラム
総合型選抜における英語力の評価
総合型選抜では、英語力は、主に以下の方法で評価されます。
- 書類審査: TOEFL、IELTS、英検などの点数や、英語のエッセイなどが評価されます。
- 面接: 英語での質疑応答が行われる場合があります。
- 小論文: 英語で小論文を課される場合があります。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
今回は、総合型選抜の概要とメリットに加え、法学部で求められる英語力とその対策について解説しました。
法学部では、高い英語力が必要とされます。
総合型選抜では、英語力をアピールすることで、合格の可能性を高めることができます。
しっかりと準備を行い、自信を持って選考に臨みましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。