こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試の小論文において、表現力は重要な評価ポイントです。
採点官は、小論文の表現を通して、
- 受験生の思考力
- 語彙力
- 文章力
- コミュニケーション能力
などを評価します。
「表現」と聞いて、
- どんな言葉を使えばいいの?
- 漢字を間違えたらどうしよう…
- 句読点の使い方がわからない…
など、疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
KOSSUN教育ラボでは、小論文の表現力を磨くための指導に力を入れています。
今回は、小論文の表現について、わかりやすく解説していきます。
1. 言葉遣い
小論文では、適切な言葉遣いが求められます。
- 口語調の表現や稚拙な表現は避け、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
- 曖昧な表現や抽象的な表現は避け、具体的で明確な表現を心がけましょう。
- 感情的な表現や主観的な意見は避け、客観的な視点で書きましょう。
- 差別的な表現や偏見を含む表現は避け、中立的な立場で書きましょう。
例
- 悪い例:「~みたいな」「~って感じで」「~じゃん」
- 良い例:「~のような」「~というように」「~である」
2. 漢字
漢字を正しく使うことは、小論文の基本です。
- 同じ読み方をする漢字の使い分けに注意しましょう。
- 例:「異議」と「意義」、「影響」と「永劫」
- 常用漢字を正しく使いましょう。
- 誤字脱字がないか、注意深く確認しましょう。
3. 句読点
句読点は、文章を読みやすくし、意味を明確にするために重要です。
- 句読点の種類と使い方を理解しましょう。
- 「。」「、」「,」「!」「?」「;」「:」など
- 句読点の打ち方に注意しましょう。
- 例:「、」は行頭に置かない、「。」は文末にのみ置く
4. その他の表現
- 敬体と常体
- 小論文では、原則として敬体で書きましょう。
- 改行
- 段落が変わるときは、改行しましょう。
- 一文の長さ
- 一文が長すぎると、読みにくくなるため、適度な長さで区切りましょう。
- 接続詞
- 接続詞を効果的に使うことで、文章に流れを持たせましょう。
- 指示語
- 指示語は、何を指しているのか明確にしましょう。
5. 表現例
テーマ: グローバル化の進展と文化
- 悪い例 グローバル化って、なんかすごいよね。いろんな国の文化が混ざって、新しい文化が生まれるんだって。でも、自分の国の文化がなくなっちゃうのは、ちょっと寂しい気がする。
- 良い例 グローバル化の進展は、文化の多様性を促進する一方で、伝統文化の衰退や文化摩擦といった課題も孕んでいる。 各国の文化を尊重しつつ、相互理解を深め、共存していくことが重要である。
まとめ
小論文の表現力を磨くことは、大学入試を突破するために不可欠です。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。