こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試の小論文では、構成、内容、表現に加えて、その他にも注意すべき点がいくつかあります。
これらの点をおろそかにすると、せっかく書いた小論文の完成度が下がり、評価に影響してしまう可能性も。
これまでのシリーズ記事を見てきても、まだ疑問が残っているかもしれません。
- 時間配分はどうすればいいの?
- 字数制限を守れない…
- 原稿用紙の使い方がわからない…
など、不安に思う方もいるのではないでしょうか?
KOSSUN教育ラボでは、小論文作成におけるあらゆる疑問や不安を解消し、受験生が自信を持って試験に臨めるよう、きめ細やかな指導を行っています。
今回は、小論文の完成度を高めるためのテクニックを伝授します。
1. 時間配分
小論文試験では、限られた時間の中で、質の高い文章を作成する必要があります。
そのため、時間配分が非常に重要になります。
- 試験時間
- 設問数
- 字数制限
などを考慮し、事前に計画を立てておきましょう。
一般的な時間配分としては、
- 構想:全体の2割
- 執筆:全体の6割
- 推敲:全体の2割
を目安にすると良いでしょう。
2. 字数制限
小論文には、字数制限が設けられている場合がほとんどです。
字数制限は、必ず守りましょう。
字数が足りない場合は、
- 具体例を追加する
- 意見をより詳しく説明する
- 異なる視点からの考察を加える
などの方法で、字数を増やすことができます。
逆に、字数が多すぎる場合は、
- 不要な部分を削る
- 文章を簡潔にする
- 表現を見直す
などの方法で、字数を減らすことができます。
3. 原稿用紙の使い方
原稿用紙を使う場合は、以下の点に注意しましょう。
- 句読点
- 行頭に句読点や閉じ括弧などの記号を書いてはいけない。
- 例外として、文末が鉤括弧で終わる場合は、閉じ括弧を最後のマスに書き入れる。
- 段落の始め方
- 1マス空けて書き始める。
- 数字の書き方
- 漢数字で書く場合は、原則として一マスに一字書く。
- アラビア数字で書く場合は、二桁以上の数字は一マスに書く。
- 修正
- 修正液や修正テープは使用せず、二重線で消して訂正する。
原稿用紙のルールを理解し、正しく使えるように練習することで、減点のリスクを減らし、高評価に繋がっていきます。
4. その他
- 丁寧な字で書く
- 採点官が読みやすいように、丁寧に字を書きましょう。
- 誤字脱字に注意する
- 誤字脱字は、注意力の欠如とみなされ、減点対象となる可能性があります。
- 読みやすい文章を心がける
- 論理的な構成、適切な言葉遣い、正しい句読点の使用など、読みやすい文章を心がけましょう。
- 推敲を必ず行う
- 書き終えたら、必ず推敲を行い、誤字脱字や表現のミスがないか確認しましょう。
まとめ
小論文の完成度を高めるためには、時間配分、字数制限、原稿用紙の使い方など、細かな点まで注意する必要があります。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。