
エントリーの重要性と合格を掴むための秘訣とは?
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)は、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と受験生の個性や能力を照らし合わせて合否を決定する入試方式です。
学力試験だけでなく、書類審査、面接、小論文など、多角的な評価を通じて、大学と受験生の相互理解を深めることを目的としています。
総合型選抜は、大学が求める学生像と合致する能力や意欲を持つ受験生にとって、大きなチャンスとなり得る入試制度です。
しかし、総合型選抜の仕組みは複雑で、一般選抜とは異なる準備が必要です。
この記事では、総合型選抜におけるエントリーの重要性を解説し、合格を掴むための秘訣を紹介します。
1. 総合型選抜とは?
総合型選抜は、従来の学力試験だけでは測れない、受験生の多様な能力や個性を評価する入試制度です。
大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と、受験生の個性や能力、意欲などを総合的に判断して合否が決定されます。
総合型選抜の主な特徴は以下の通りです。
- 多様な評価方法:書類審査、面接、小論文、プレゼンテーション、実技試験など、大学・学部によって様々な評価方法が用いられます。
- 大学とのマッチング重視:大学が求める学生像と受験生の個性や能力が合致しているかが重視されます。
- 個別評価:受験生一人ひとりの個性や能力を丁寧に評価するため、個別評価が中心となります。
- 早期選考:一般選抜よりも早期に選考が行われることが多く、早期に進路を決定できます。
2. 総合型選抜におけるエントリーとは?
総合型選抜におけるエントリーとは、大学に対して「選考を受けたい」という意思表示を行う手続きのことです。
一般選抜における出願と同様の意味合いを持ちますが、総合型選抜では、エントリー後に大学との面談や書類提出など、選考プロセスが進んでいく点が異なります。
エントリーは、総合型選抜における最初のステップであり、非常に重要な意味を持ちます。
なぜなら、エントリーをしなければ、選考を受けることができないからです。
また、エントリーシートやエントリー時に提出する書類は、大学側に自身の魅力をアピールする重要な機会となります。
大学側は、エントリー書類を通して、受験生の学習意欲や目的意識、大学のアドミッション・ポリシーとの適合性などを確認します。
3. エントリーシート作成のポイント
エントリーシートは、大学側に自身の魅力をアピールするための重要な書類です。
エントリーシート作成のポイントは以下の通りです。
- 大学のアドミッション・ポリシーを理解する:大学がどのような学生を求めているのかを理解し、自身の強みや能力が大学のアドミッション・ポリシーとどのように合致するかを具体的に記述します。
- 自身の経験や実績を具体的に記述する:高校時代の活動や実績、得意科目、資格などを具体的に記述し、自身の能力や個性をアピールします。
- 大学で学びたいことを明確にする:入学後の学習計画や将来の目標などを具体的に記述し、大学で学びたいという強い意欲をアピールします。
- オリジナリティを出す:他の受験生との差別化を図るため、自身の経験や考えを具体的に記述し、オリジナリティのあるエントリーシートを作成します。
- 第三者に添削してもらう:客観的な視点からアドバイスをもらうことで、より完成度の高いエントリーシートを作成できます。
4. 面接対策のポイント
面接は、大学側が受験生の個性や能力、意欲などを直接確認する重要な機会です。
面接対策のポイントは以下の通りです。
- 志望理由を明確にする:なぜその大学・学部を志望するのか、具体的な理由を明確にしておきます。
- 自己PRを準備する:自身の強みや能力、経験などを具体的にアピールできるように準備しておきます。
- 大学のアドミッション・ポリシーを理解する:大学が求める学生像を理解し、自身の考えや経験がどのように合致するかを説明できるように準備しておきます。
- 模擬面接を繰り返す:模擬面接を繰り返すことで、緊張感を和らげ、スムーズに話せるように練習します。
- 面接のマナーを守る:服装や言葉遣い、態度などに注意し、面接官に好印象を与えるように心がけます。
5. 総合型選抜で合格を掴むための秘訣
総合型選抜で合格を掴むためには、以下の点が重要です。
- 早期準備:総合型選抜は、一般選抜よりも早期に選考が行われるため、早期から準備を始めることが重要です。
- 情報収集:大学のウェブサイトや募集要項などで、最新の情報を収集しましょう。
- 自己分析:自身の強みや弱み、興味や関心などを把握し、自己PRや志望理由に活かしましょう。
- 第三者の意見:学校の先生や塾の講師など、第三者に相談し、客観的な意見をもらいましょう。
- 万全の準備:エントリー書類や面接対策など、万全の準備をして選考に臨みましょう。
6. 総合型選抜の注意点
総合型選抜は、大学が求める学生像と合致する能力や意欲を持つ受験生にとって、大きなチャンスとなり得る入試制度です。
しかし、総合型選抜には、以下の注意点もあります。
- 大学・学部ごとの対策が必要:総合型選抜は、大学・学部によって選考方法や評価基準が異なるため、大学・学部ごとの対策が必要です。
- 評定平均や資格などが評価対象になる場合がある:大学・学部によっては、評定平均や資格などが評価対象になる場合があります。
- 不合格になる可能性もある:総合型選抜は、大学とのマッチングが重視されるため、必ずしも合格できるとは限りません。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
総合型選抜は、大学が求める学生像と合致する能力や意欲を持つ受験生にとって、大きなチャンスとなり得る入試制度です。しかし、総合型選抜の仕組みは複雑で、一般選抜とは異なる準備が必要です。
この記事で紹介したポイントを参考に、早期から準備を始め、万全の体制で総合型選抜に臨みましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。