
- 1. 「活動報告書」の書き方
- 1.1. 1. 活動報告書とは?
- 1.2. 2. 活動報告書で大学が見ているポイント
- 1.3. 3. 活動報告書の構成
- 1.4. 4. 活動報告書を書く上での5つのポイント
- 1.5. 5. 項目別の具体的な書き方
- 1.5.1. 5.1 活動概要
- 1.5.2. 5.2 活動内容
- 1.5.3. 5.3 活動成果
- 1.5.4. 5.4 活動を通しての成長
- 1.5.5. 5.5 大学への貢献
- 1.6. 6. 活動報告書の注意点
- 1.7. 7. 活動報告書 例文
- 1.8. KOSSUN教育ラボの活用
- 1.9. KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 1.10. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
「活動報告書」の書き方
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜において、活動報告書は、あなたの課外活動や実績を大学にアピールする重要な書類です。
学力だけでは測れないあなたの個性や能力を大学側に伝え、合格に近づくための大きなチャンスとなります。
この記事では、大学に響く活動報告書を作成するための構成、具体的な書き方のコツ、注意点、そして例文を通して、あなたの活動報告書作成を徹底的にサポートします。
1. 活動報告書とは?
活動報告書とは、あなたが高校時代に取り組んだ課外活動(部活動、生徒会活動、ボランティア活動、資格取得、コンテスト出場など)の内容、成果、そして活動を通して得られた学びを大学に報告する書類です。大学側は、活動報告書を通して、あなたの主体性、行動力、そして大学の理念や求める学生像との適合性を評価します。
2. 活動報告書で大学が見ているポイント
大学は、活動報告書を通して、以下の点を評価しています。
- 主体性・行動力: 自ら考え、行動する力を持っているか。
- 継続性・向上心: 一つの活動に継続して取り組み、成長しようとする姿勢を持っているか。
- 課題解決能力: 活動を通して困難な状況にどのように対処し、課題を解決したか。
- リーダーシップ・協調性: 周囲と協力し、チームをまとめ、目標を達成する能力があるか。
- 大学の理念・求める学生像との合致: 大学が求める人物像とあなたの活動内容が合致しているか。
- 論理的思考力・表現力: 活動内容や成果を分かりやすく、説得力のある文章で伝えられるか。
3. 活動報告書の構成
活動報告書は、以下の構成で書くのが一般的です。
- 活動概要: 活動の名称、期間、目標などを簡潔に説明
- 活動内容: 活動の詳細、具体的な取り組み、役割などを説明
- 活動成果: 活動を通して得られた成果、実績、学びなどを説明
- 活動を通しての成長: 活動を通して得られた学びや成長を説明
- 大学への貢献: 活動経験を大学でどのように活かしたいかを説明
4. 活動報告書を書く上での5つのポイント
- 活動内容を具体的に記述する: 具体的なエピソードや数字を用いて、活動内容を分かりやすく説明する。
- 成果を客観的に示す: 成果を定量的に示す、または第三者からの評価を引用するなど、客観的な証拠を用いて説明する。
- 活動を通して得られた学びや成長を強調する: 活動を通して何を学び、どのように成長したかを具体的に説明する。
- 大学の理念・求める学生像との関連性を意識する: 自分の活動経験が、大学の理念や求める学生像とどのように関連しているかを示す。
- 論理的かつ分かりやすい文章を心がける: 結論から述べ、一文を短く、分かりやすい言葉で書く。
5. 項目別の具体的な書き方
5.1 活動概要
- 活動の名称、期間、目標などを簡潔に説明
- 例:「〇〇部部長として、〇〇の目標達成のために活動しました。(2021年4月~2023年3月)」
5.2 活動内容
- 活動の詳細、具体的な取り組み、役割などを説明
- 例:「チームの課題を分析し、練習メニューの見直し、チーム内でのコミュニケーション活性化に取り組みました。」
5.3 活動成果
- 活動を通して得られた成果、実績、学びなどを説明
- 例:「〇〇大会で〇〇賞を受賞しました。チームの目標であった〇〇を達成することができました。」
5.4 活動を通しての成長
- 活動を通して得られた学びや成長を説明
- 例:「チームをまとめる難しさを知り、リーダーシップを学びました。また、困難な状況でも諦めずに努力することの大切さを学びました。」
5.5 大学への貢献
- 活動経験を大学でどのように活かしたいかを説明
- 例:「〇〇部での経験を活かし、大学では〇〇の分野でリーダーシップを発揮し、チームに貢献したいです。」
6. 活動報告書の注意点
- 誤字脱字・表現の誤りに注意する: 提出前に必ず見直し、第三者にも確認してもらう。
- 大学が指定する文字数・形式を守る: 規定を守らない場合、評価が下がる可能性がある。
- 嘘や誇張はしない: 事実に反する内容を書くと、信頼を失う。
- 他人の文章を参考にしない: オリジナルの文章で、あなたの言葉で書く。
- 客観的な事実と主観的な解釈を区別する: 活動内容や成果は客観的に記述し、活動を通して得られた学びや成長は主観的に記述する。
7. 活動報告書 例文
(例文は、テーマや活動内容によって大きく異なるため、あくまで参考としてご覧ください。)
〇〇部活動報告書
私は、高校3年間〇〇部に所属し、部長としてチームをまとめ、〇〇という目標達成のために活動しました。
活動内容は、チームの課題分析、練習メニューの見直し、チーム内でのコミュニケーション活性化です。チームの課題を分析した結果、〇〇という課題があることが分かりました。そこで、〇〇という練習メニューを取り入れ、チーム内でのミーティングを増やし、コミュニケーションを活性化しました。
その結果、〇〇大会で〇〇賞を受賞し、チームの目標であった〇〇を達成することができました。この経験を通して、チームをまとめる難しさを知り、リーダーシップを学びました。また、困難な状況でも諦めずに努力することの大切さを学びました。
大学では、〇〇部での経験を活かし、〇〇の分野でリーダーシップを発揮し、チームに貢献したいと考えています。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
活動報告書は、あなたの課外活動や実績を大学にアピールする重要な書類です。
この記事で紹介した書き方のコツや例文を参考に、あなたの個性を最大限に引き出す活動報告書を作成してください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。