
キャリアデザイン学部の志望理由の考え方と書き方のポイント
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
近年、大学受験において総合型選抜(旧AO入試)でキャリアデザイン学部を目指す受験生が増えています。総合型選抜では、学力試験だけでは測れないあなたの個性や能力、そして大学への熱意をアピールすることが重要です。
この記事では、キャリアデザイン学部に特化して、志望理由の考え方と書き方のポイント、そして実際の例文を通して、あなたの合格を強力にサポートします。
総合型選抜とは?
総合型選抜とは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致する人材を選抜するための入試制度です。
学力試験の点数だけでなく、皆さんの個性や能力、将来の目標などを総合的に評価します。
具体的には、以下の要素を評価の対象とします。
- 学力:高校の成績や共通テストの点数など
- 意欲・熱意:志望理由書、面接などでアピール
- 個性・能力:課外活動、ボランティア活動、資格・検定など
- 思考力・判断力・表現力:小論文、面接などで評価
総合型選抜は、大学によって選考方法や重視するポイントが異なります。
そのため、志望大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解し、自分に合った対策を立てることが重要です。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
- 自分の個性や強みをアピールできる
一般選抜では、主に学力試験の点数で合否が決まります。しかし、総合型選抜では、学力だけでなく、個性や強み、将来の目標などをアピールすることができます。
- 早い時期に合格が決まる
総合型選抜は、一般選抜よりも早い時期に選考が行われるため、合格が決まれば、精神的な余裕を持って残りの高校生活を送ることができます。
- 大学との相性が確認できる
選考過程では、面接や大学見学などを通して、大学について深く知ることができます。
キャリアデザイン学部で学ぶこと
キャリアデザイン学部は、変化の激しい現代社会において、主体的にキャリアを形成し、社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。
自己理解、キャリアプランニング、コミュニケーション能力、問題解決能力など、社会で求められる実践的なスキルを学びます。
キャリアデザイン学部では、以下のような分野を横断的に学びます。
- キャリアデザイン論: キャリア形成の理論、自己分析、キャリアプランニング
- コミュニケーション論: コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル
- 組織行動論: 組織の仕組み、リーダーシップ、チームワーク
- キャリア心理学: キャリア選択、キャリア発達、キャリアカウンセリング
- キャリア開発支援: キャリア教育、人材育成、雇用政策
キャリアデザイン学部で学ぶことで、以下のような力が身につきます。
- 自己理解力: 自分の強み、弱み、価値観を深く理解する力
- キャリアプランニング力: 主体的にキャリアプランを設計・実行する力
- コミュニケーション能力: 多様な関係者と円滑なコミュニケーションを図る力
- 問題解決能力: 社会や組織の課題を発見し、解決策を提案する力
- 主体性・行動力: 自ら考え、積極的に行動する力
キャリアデザイン学部の魅力
キャリアデザイン学部の魅力は、以下の点が挙げられます。
- 実践的な学び: インターンシップ、キャリアワークショップ、企業との連携プロジェクトなどを通して、実践的なスキルを習得できます。
- 自己理解の深化: 自己分析、キャリアカウンセリングなどを通して、自分の強みや価値観を深く理解できます。
- 多様なキャリアパス: 企業の人事、広報、企画、営業、キャリアカウンセラー、起業家など、多様なキャリアパスが広がっています。
- 社会とのつながり: 企業や地域社会と連携したプロジェクトが多く、社会実装に近い学びができる。
キャリアデザイン学部の志望理由の考え方
キャリアデザイン学部の志望理由を考える際は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- なぜキャリアデザイン学部で学びたいのか?
- あなたのキャリア形成への関心や、キャリアデザイン学部で学びたい理由を具体的に説明しましょう。
- キャリアデザイン学部で何を学びたいのか?
- 具体的な研究テーマや学びたい分野を挙げ、入学後の学習計画を具体的に示しましょう。
- 将来、キャリアデザイン学部で学んだことをどのように社会に役立てたいのか?
- 将来のキャリアビジョンと、キャリアデザイン学部での学びがどのように貢献できるかを具体的に述べましょう。
キャリアデザイン学部の志望理由作成のヒント
効果的な志望理由を作成するために、以下のヒントを参考にしてください。
- 自己分析を徹底的に行う: 自分の強み、弱み、興味・関心を深く理解しましょう。
- 大学の情報を徹底的に調べる: 大学の理念、教育目標、カリキュラム、研究内容などを詳しく調べましょう。
- 具体的なエピソードを盛り込む: 自分の経験や実績を具体的に記述することで、説得力が増します。
- 将来のビジョンを明確にする: キャリアデザイン学部で学んだことを将来どのように社会に役立てたいかを具体的に述べましょう。
- 大学のアドミッションポリシーとのつながりを意識する: 各大学が求める人物像を把握し、自分の強みとどのように合致するかを説明しましょう。
- キャリア形成への情熱を示す: あなたのキャリア形成への情熱や、社会で活躍したいという強い意志を伝えましょう。
キャリアデザイン学部の志望理由例
例1
「私は、人々のキャリア形成を支援できるキャリアカウンセラーになりたいと考えています。高校時代、進路選択に悩む友人の相談に乗る中で、キャリアカウンセラーの仕事に興味を持ちました。貴学キャリアデザイン学部では、キャリア心理学やキャリアカウンセリングに関する専門知識を学び、将来は人々のキャリア形成を支援できる人材になりたいと考えています。」
例2
「私は、企業の組織開発に関心があり、社員の能力開発や組織活性化に貢献したいと考えています。高校時代、企業のインターンシップで、組織の課題や社員のキャリア形成について学びました。貴学キャリアデザイン学部では、組織行動論や人材育成に関する専門知識を学び、将来は企業の組織開発に貢献できる人材になりたいと考えています。」
例3
「私は、地域社会の雇用問題に関心があり、若者の就労支援に貢献したいと考えています。高校時代、地域ボランティアで若者の就労支援活動に参加し、地域社会の雇用問題について学びました。貴学キャリアデザイン学部では、キャリア開発支援や雇用政策に関する専門知識を学び、将来は若者の就労支援に貢献できる人材になりたいと考えています。」
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
キャリアデザイン学部は、変化の激しい現代社会において、主体的にキャリアを形成し、社会で活躍できる人材を育成します。総合型選抜では、あなたの個性や能力、そして大学への熱意を最大限にアピールすることが重要です。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。