口頭試問ってどんな試験? 総合型選抜突破のカギ!
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試には、筆記試験、面接、小論文など様々な選考方法がありますが、 その中でも「口頭試問」は、多くの受験生にとって、 特に緊張する試験の一つではないでしょうか?
「口頭試問ってどんな試験?」「面接とどう違うの?」 「どんな対策をすればいいの?」
そんな疑問をお持ちの皆さんも多いかもしれません。
今回は、総合型選抜における口頭試問について、 その特徴や対策方法を詳しく解説していきます。
口頭試問をしっかりと理解し、 万全の準備で試験に臨むことで、 自信を持って自己アピールできるようになり、 合格の可能性を高めることができるでしょう。
口頭試問とは?
口頭試問とは、試験官と受験者が 口頭で質疑応答を行う試験形式です。
大学入試における口頭試問は、 主に総合型選抜で実施されています。
口頭試問では、 受験者の知識や思考力、 表現力、そして人柄などを 総合的に評価します。
試験官は、 受験者の回答内容だけでなく、 話し方や態度、 熱意なども 観察しています。
口頭試問と面接の違い
口頭試問と面接は、 どちらも試験官と受験者が 質疑応答を行うという点で共通していますが、 いくつかの違いがあります。
項目 | 口頭試問 | 面接 |
---|---|---|
主な目的 | 知識・理解度、思考力、表現力を評価 | 人物像、適性、意欲を評価 |
質問内容 | 高校で学んだ知識、一般常識、時事問題など | 志望動機、学習経験、将来の目標など |
雰囲気 | 比較的 固い雰囲気 | 比較的 やわらかい雰囲気 |
口頭試問では、 面接よりも専門的な知識や 深い理解度が問われる傾向があります。
一方、面接では、 受験者の人物像や 大学への適性、 学習意欲などを 重視する傾向があります。
口頭試問でよく聞かれる質問例と回答例
口頭試問では、大学や学部によって様々な質問が出されますが、ここでは頻出する質問を5つのカテゴリーに分けて、具体的な回答例とともにご紹介します。
1. 志望動機
- 質問例:なぜ本学を志望したのですか?
- 回答例:貴学の〇〇学部では、△△という分野を深く学ぶことができると知り、強い興味を持ちました。特に、□□教授の研究内容に感銘を受け、ぜひ貴学で学びを深めたいと考えています。
2. 学習意欲
- 質問例:入学後、どのようなことを学びたいですか?
- 回答例:貴学の充実したカリキュラムの中で、特に××という分野について深く学びたいと考えています。将来的には、その知識を活かして、社会に貢献したいと考えています。
3. 課外活動
- 質問例:高校時代、どのような課外活動に取り組みましたか?
- 回答例:私は、高校の〇〇部で部長を務めていました。部員一人ひとりの個性と向き合い、チームをまとめる中で、リーダーシップとコミュニケーション能力を磨くことができました。
4. 自己PR
- 質問例:あなたの強みと弱みは何ですか?
- 回答例:私の強みは、最後まで諦めずに努力を続けられることです。〇〇という経験を通して、この強みを培ってきました。一方、弱みは、周りの意見に流されやすいことです。しかし、大学では、多様な意見に触れ、自分の考えをしっかりと持つことができるようになりたいと考えています。
5. 時事問題
- 質問例:最近気になるニュースは何ですか?
- 回答例:最近、〇〇というニュースが気になっています。この問題は、△△という点で重要であり、□□という解決策が考えられると思います。
口頭試問で評価されるポイント
口頭試問では、 以下の点が評価されると考えられます。
- 正確な知識:
質問に対して、 正確な知識に基づいた回答ができるか。 - 思考力:
問題を多角的に捉え、 論理的に思考できるか。 - 表現力:
自分の考えを 明確で分かりやすい言葉で 表現できるか。 - コミュニケーション能力:
試験官の質問を きちんと理解し、 適切な回答を返すことができるか。 - 主体性:
積極的に質問に答え、 自分の意見を述べることができるか。 - 熱意:
大学で学びたいという 強い熱意を 伝えることができるか。
口頭試問の対策方法
口頭試問で 高評価を得るためには、 以下の対策を 行いましょう。
- 基礎知識の確認:
教科書の内容を しっかりと復習し、 基礎知識を 固めておきましょう。 - 時事問題への関心:
社会問題や 時事問題に関心を持ち、 自分の意見を まとめておきましょう。 - 想定される質問への回答準備:
志望理由、 学習経験、 将来の目標など、 想定される質問への回答を 事前に準備しておきましょう。 - 面接練習:
家族や友人に 試験官役をお願いし、 本番を想定した 面接練習を行いましょう。 - 自信を持つ:
自信を持って 試験に臨むことが大切です。自分の良さを アピールしましょう。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
今回は、今回は、総合型選抜における口頭試問についてついて解説しました。
口頭試問をしっかりと理解し、 万全の準備で試験に臨みましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。