アドミッションポリシーを読み解こう!
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試には様々な方法がありますが、近年注目を集めているのが「総合型選抜」です。
総合型選抜は、学力試験だけでは測れない、皆さんの個性や能力を多角的に評価する入試制度です。
「総合型選抜ってどんな入試なの?」「自分に向いているのかな?」
そんな疑問をお持ちの皆さんも多いのではないでしょうか?
総合型選抜で最も重要なキーワード、それは「アドミッションポリシー」です。
今回は、総合型選抜を成功させるための第一歩として、アドミッションポリシーについて詳しく解説していきます。
アドミッションポリシーって何だろう?
アドミッションポリシーとは、大学が「どんな学生に入学してほしいのか」を具体的に示したものです。
大学ごとに教育理念や求める学生像が異なるように、アドミッションポリシーも大学によって様々です。
例えば、
- 「主体的に学び、課題解決能力を持つ学生を求めます」
- 「国際的な視野を持ち、多様な文化に理解を示せる学生を求めます」
- 「地域社会に貢献したいという強い意志を持つ学生を求めます」
といったように、大学が求める学生像が明確に示されています。
なぜアドミッションポリシーが重要なの?
総合型選抜では、皆さんの個性や能力、そして大学で学びたいという強い意志が評価されます。
そのため、大学側が求める学生像を理解し、自分がそれに合致していることをアピールすることが非常に重要になります。
アドミッションポリシーは、まさに大学側が求める学生像を示した羅針盤です。
この羅針盤をしっかりと読み解くことで、
- 自分の個性や能力が、志望大学に合っているか
- 大学で何を学び、どのように成長したいのか
- 将来、どのような形で社会に貢献したいのか
を明確に示すことができます。
アドミッションポリシーはどこで確認できるの?
アドミッションポリシーは、各大学のホームページや大学案内などに掲載されています。
志望大学が決まっている方は、早速ホームページをチェックしてみましょう。
大学によっては、オープンキャンパスや説明会でアドミッションポリシーについて詳しく説明してくれる場合もあります。
積極的に参加して、疑問点を解消しておきましょう。
アドミッションポリシーをどのように活用すればいいの?
アドミッションポリシーを効果的に活用するためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 丁寧に読み込む
アドミッションポリシーは、単なる入学案内ではありません。
大学が求める学生像、教育理念など、重要な情報が詰まっています。
キーワードをマークしたり、メモを取りながら、丁寧に読み込みましょう。
- 自分と照らし合わせて考える
アドミッションポリシーに書かれている内容と、自分の経験や能力、将来の目標を照らし合わせて考えてみましょう。
- 自分の強みは何か?
- 大学で何を学びたいのか?
- 将来、どのように社会に貢献したいのか?
アドミッションポリシーを参考にしながら、自己分析を深めていきましょう。
- 志望理由書や面接に活かす
アドミッションポリシーの内容を踏まえ、志望理由書や面接で、自分が大学に合致する人材であることをアピールしましょう。
例えば、
- アドミッションポリシーに「国際的な視野を持つ学生を求めます」と記載されている場合、留学経験やボランティア活動、外国語学習の経験などをアピールすることができます。
- 「地域社会に貢献したいという強い意志を持つ学生を求めます」と記載されている場合、地域活動への参加経験や、地域課題に対する問題意識などをアピールすることができます。
アドミッションポリシーを意識することで、より説得力のある志望理由書や面接対策を行うことができます。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
- 多様な才能を評価してもらえる:学力試験だけでは測れない、個性や能力をアピールすることができます。
- 主体的な学習意欲を育む:大学で何を学びたいのか、将来どのように社会に貢献したいのかを深く考えることで、主体的な学習意欲を高めることができます。
- 大学とのミスマッチを防ぐ:アドミッションポリシーを通して大学について深く理解することで、入学後のミスマッチを防ぐことができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
今回は、総合型選抜におけるアドミッションポリシーの重要性について解説しました。
アドミッションポリシーをしっかりと理解し、自分と向き合うことで、総合型選抜を成功させることができます。
KOSSUN教育ラボでは、アドミッションポリシーの読み解き方から、志望理由書作成、面接対策まで、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。