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小論文必勝テクニック
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)の小論文は、あなたの思考力や表現力、論理的思考力を大学に示すための重要な書類です。
どんなに素晴らしい内容でも、締めくくりが弱いと、読者の印象に残りにくく、評価を下げてしまう可能性があります。
本記事では、小論文の締めくくりの重要性から、読者の心を掴むための具体的なテクニック、避けるべき締めくくりの例などを解説します。
1. 小論文の締めくくりの重要性
小論文の締めくくりは、読者に最後の印象を与える重要な要素です。
読者は締めくくりを読んで、小論文全体の完成度やあなたの思考力を判断します。
そのため、締めくくりで小論文全体をまとめ、読者に深い印象を与えることが重要です。
また、締めくくりは小論文全体の構成を示す役割も担います。
締めくくりで結論を再度述べることで、読者は小論文全体の流れを再確認し、理解を深めることができます。
2. 読者の心を掴む締めくくりのテクニック
読者の心を掴む締めくくりにするためには、以下のテクニックを参考にしてみてください。
- 結論の再提示: 小論文全体の結論を簡潔に再度提示します。
- 例:「以上のことから、〇〇は〇〇であると言える。」
- 未来への展望: 小論文で述べた内容を踏まえ、今後の展望や課題を示します。
- 例:「今後は、〇〇という課題に積極的に取り組んでいきたい。」
- 行動への呼びかけ: 読者に行動を促すような力強い言葉で締めくくります。
- 例:「私たち一人ひとりが〇〇について考え、行動することが重要である。」
- 感動的な言葉: 心に響く言葉や名言を引用し、読者に深い感動を与えます。
- 例:「〇〇は言った。『〇〇』と。この言葉を胸に、私は〇〇に挑戦し続けたい。」
- 自身の決意表明: 小論文で述べた内容を踏まえ、自身の決意を表明します。
- 例:「私は、〇〇を追求し、社会に貢献できる人間になりたい。」
3. 締めくくりを作成する上でのポイント
締めくくりを作成する際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 小論文全体との一貫性: 小論文全体のテーマや論点と締めくくりの内容が合致しているか確認しましょう。
- 簡潔さ: 長すぎる締めくくりは避け、簡潔で力強い文章を心がけましょう。
- 独自性: 他の受験生と差別化できるような、あなたならではの視点や表現を盛り込みましょう。
- 読者への配慮: 読者が共感し、納得できるような言葉を選びましょう。
4. 避けるべき締めくくりの例
以下のような締めくくりは、読者の印象に残りにくく、小論文全体の評価を下げる可能性があります。
- 結論がない締めくくり: 小論文全体の結論を述べていない締めくくりは、読者に何を伝えたかったのかが伝わりません。
- 例:「以上です。」
- 謝罪で終わる締めくくり: 「私の考えは、まだまだ未熟ですが…」といった締めくくりは、自信がない印象を与えます。
- 抽象的な締めくくり: 具体性のない抽象的な締めくくりは、読者の心に響きません。
- 例:「今後、さらに研究していきたいと思います。」
- 蛇足的な締めくくり: 本文で述べた内容を繰り返すだけの締めくくりは、冗長な印象を与えます。
5. 本文から締めくくりへの繋げ方
本文から締めくくりへとスムーズに繋げるためには、以下の点に注意しましょう。
- 本文の内容を簡潔にまとめる: 本文の要点を絞り、簡潔にまとめましょう。
- 締めくくりへの導入部分を明確にする: 「以上のことから」「したがって」など、締めくくりに繋がる言葉を使いましょう。
- 読者の感情に訴えかける言葉を使う: 読者の心を揺さぶるような、力強い言葉を選びましょう。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
講師陣が小論文対策を含む総合的なサポートを提供します。まずはお気軽に無料相談にお申し込みください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
小論文の締めくくりは、読者に最後の印象を与える重要な要素です。
読者の心を掴む締めくくりを作成し、小論文全体を力強く締めくくることで、あなたの小論文は読者に深い感動を与え、高い評価を得ることができるでしょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
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この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。