
原稿用紙の正しい使い方|縦書き・横書きのルールを徹底解説!
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜の出願書類や小論文試験で、意外と悩むのが「原稿用紙の使い方」です。
「縦書きと横書きでルールが違うの?」 「句読点や記号の位置は?」
そんな疑問をお持ちの受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、総合型選抜で提出する書類作成や小論文対策で必須となる「原稿用紙の正しい使い方」について、縦書き・横書き別に徹底解説します。
この記事を読めば、原稿用紙の使い方の基本をマスターし、自信を持って書類作成や小論文試験に臨めるようになるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
総合型選抜における原稿用紙の重要性
総合型選抜では、小論文試験だけでなく、志望理由書や活動報告書などの出願書類も手書きで提出する場合があります。
美しい文字で丁寧に書かれた書類は、読む人に好印象を与え、内容をより深く理解してもらうことができます。
一方、誤字脱字や不適切な原稿用紙の使い方をしていると、内容が素晴らしいものであっても、読む人に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
つまり、原稿用紙の正しい使い方は、総合型選抜において非常に重要な要素なのです。
原稿用紙の基本ルール
まずは、縦書き・横書き共通の基本ルールを確認しましょう。
- 濃い黒色の筆記用具を使用する
- 鉛筆の場合は、2B以上の濃いものを使いましょう。
- 消せるボールペンは使用不可の場合が多いので、募集要項をよく確認しましょう。
- 丁寧に楷書で記入する
- 読みやすい丁寧な字で記入しましょう。
- 字の大きさを揃え、行間も均等にすると、より美しく仕上がります。
- 修正液や修正テープは使用しない
- 書き間違えた場合は、二重線で消し、訂正印を押しましょう。
- 訂正印は、訂正箇所の上か下に、苗字を小さく押しましょう。
- 原則として1マスに1文字
- ただし、句読点や記号、小さい文字などは例外となります。
縦書きの場合のルール
縦書きの原稿用紙を使用する場合のルールを解説します。
- 句読点、記号
- 句読点(、。)やカッコ(「」、『』)、点(・)などは、1マスに1文字記入し、マス目の右上に配置します。
- 行頭に句読点や閉じカッコがくる場合は、前行の最後のマス目に文字と一緒に入れます。
- 数字
- 漢数字で記入するのが基本です。
- 2桁以上の数字は、1マスに2文字ずつ記入しても構いません。
- ただし、年号や電話番号など、算用数字で記入する場合もあります。
- アルファベット
- 1マスに1文字ずつ記入します。
- 単語の途中で改行する場合は、ハイフン(ー)を入れます。
- 送り字
- 送り仮名は、本文字よりやや小さめに、マス目の右下に記入します。
横書きの場合のルール
横書きの原稿用紙を使用する場合のルールを解説します。
- 句読点、記号
- 句読点(、。)やカッコ(「」、『』)、点(・)などは、1マスに1文字記入し、マス目の左下に配置します。
- 行頭に句読点や閉じカッコがくる場合は、前行の最後のマス目に文字と一緒に入れます。
- 数字
- 算用数字で記入するのが基本です。
- 2桁以上の数字も、1マスに1文字ずつ記入します。
- アルファベット
- 大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字記入します。
- 単語の途中で改行する場合は、ハイフン(-)を入れます。
- 送り字
- 送り仮名は、本文字と同じ大きさで、マス目の右下に記入します。
講義型小論文における原稿用紙の使い方
講義型小論文では、時間制限内に原稿用紙に文章をまとめる必要があります。
焦って記入すると、誤字脱字や不適切な原稿用紙の使い方をしてしまう可能性があるので、落ち着いて記入しましょう。
- 構成を考えてから書き始める
- いきなり書き始めるのではなく、構成を考えてから書き始めましょう。
- メモ用紙などに構成案を書いておくと、スムーズに書き進められます。
- 時間配分に注意する
- 時間配分を意識しながら、メリハリをつけて書き進めましょう。
- 焦って字が乱雑にならないように、丁寧に記入することを心がけましょう。
- 書き終わったら必ず見直しをする
- 誤字脱字や不適切な原稿用紙の使い方がないか、必ず見直しをしましょう。
- 第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらうのもおすすめです。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
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KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
- 個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
- 添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
- 出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
- 情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
今回の記事では、総合型選抜で提出する書類作成や小論文対策で必須となる「原稿用紙の正しい使い方」について解説しました。
原稿用紙の使い方は、慣れてしまえば難しくありません。
この記事で紹介したルールを参考に、美しい書類を作成し、総合型選抜を突破しましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。