
はじめに
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)は、従来の学力試験だけでは評価できない能力や個性を、多角的に評価する入試制度です。
特に、保健医療学部では、小論文を通して受験生の保健医療に対する関心、思考力、表現力を重視します。
この記事では、保健医療学部の小論文対策に焦点を当て、出題傾向や対策方法を詳しく解説します。
この記事を読めば、保健医療学部の小論文対策の基礎が理解でき、合格に向けて具体的な対策を立てることができます。
1. 総合型選抜とは?
総合型選抜は、大学が求める学生像に合致する受験生を選抜するための制度です。
書類審査、面接、小論文、プレゼンテーションなど、多様な方法で受験生を評価します。
2. 保健医療学部の小論文とは?
保健医療学部の小論文は、受験生の保健医療に対する関心、思考力、表現力を評価するための試験です。
課題文を読解し、論理的な思考に基づいた文章を作成する能力が求められます。
3. 保健医療学部の小論文出題傾向
保健医療学部の小論文では、以下のようなテーマが出題される傾向があります。
- 医療と倫理: 医療現場における倫理的課題、生命倫理、医療従事者の倫理、患者の権利、インフォームドコンセント、安楽死、尊厳死など
- 保健と福祉: 保健活動、公衆衛生、地域保健、健康増進、疾病予防、福祉制度、社会福祉、高齢者福祉、障害者福祉など
- 医療と社会: 医療制度、医療政策、医療経済、医療と社会保障、医療格差、医療現場の人手不足、地域医療、在宅医療、終末期医療など
- 保健医療と科学技術: 医療技術の進歩、再生医療、遺伝子治療、AI医療、医療データ、ゲノム編集、臨床研究、倫理的課題など
- 多職種連携: 医療現場における多職種連携、チーム医療、多職種協働、コミュニケーション、連携の重要性、課題、解決策など
- グローバルヘルス: 国際保健、感染症対策、パンデミック、途上国医療、グローバルヘルス課題、国際協力、保健医療支援など
具体的な出題例としては、以下のようなものがあります。
- 高齢化社会における地域包括ケアシステムについて、あなたの考えを述べなさい。
- 医療現場におけるチーム医療の重要性について、具体的な事例を挙げて論述してください。
- 感染症のパンデミックを防ぐために、国際社会はどのような協力体制を構築すべきでしょうか。
- AI医療の発展は、医療現場にどのような変化をもたらすと思いますか。
- 医療倫理の観点から、終末期医療についてあなたの意見を述べなさい。
4. 保健医療学部の小論文対策
保健医療学部の小論文対策としては、以下の点が挙げられます。
- 保健医療に関する基礎知識の習得: 保健医療に関する基礎知識をしっかりと身につけることが重要です。教科書や参考書だけでなく、保健医療に関する書籍や論文、ニュース記事にも目を通し、常に最新の情報を収集するように心がけましょう。
- 医療現場への関心: 医療現場の現状や課題に関心を持つことが大切です。病院見学やボランティア活動などを通して、医療現場の実情に触れるのも良いでしょう。
- 論理的思考力の養成: 課題文を読解し、論理的に考察する能力を養うことが大切です。過去問や類似問題に取り組み、論理的な文章構成を意識して練習しましょう。
- 表現力の向上: 自分の考えをわかりやすく的確に表現する能力を磨くことが必要です。文章構成や表現方法を工夫し、読者に伝わりやすい文章を書くように心がけましょう。
- 多様な視点の涵養: 一つのテーマに対して、様々な角度から考察する力を養うことが大切です。
- 具体的な事例の活用: 自分の経験や見聞きした事例を小論文の中で具体的に紹介することで、説得力を高めることができます。
- 倫理的考察力: 医療現場で起こりうる倫理的な問題について、深く考察する力を養うことが大切です。
- 多職種連携の理解: 医療現場における多職種連携の重要性を理解し、それぞれの専門職の役割を理解することが大切です。
- グローバルヘルスへの関心: 世界の保健医療問題に関心を持ち、国際的な視野を持つことが大切です。
- 添削指導の活用: 自分の書いた小論文を先生や専門家に添削してもらうことで、改善点を見つけることができます。積極的に添削指導を活用し、文章力を高めましょう。
KOSSUN教育ラボの活用
KOSSUN教育ラボは、小論文対策講座や個別指導、面接対策など、総合型選抜に特化した様々なサポートを行っています。
専門の講師があなたの個性や強みを引き出し、合格に向けて徹底的に指導します。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
情報提供: 総合型選抜に関する最新情報や大学の情報を手に入れることができます。5. 総合型選抜対策専門塾の活用
小論文対策講座: 基礎知識の習得から応用力養成まで、段階的に小論文の書き方を学ぶことができます。
個別指導: 自分の課題に合わせて、講師にマンツーマンで指導を受けることができます。
添削指導: 実際に書いた小論文を講師に添削してもらい、改善点を見つけることができます。
面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習することができます。
出願書類添削: 志望理由書や自己PR文など、出願に必要な書類の添削を受けることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
保健医療学部の総合型選抜は、保健医療に対する関心、思考力、表現力を問う難関です。
しかし、しっかりと対策をすれば、合格の可能性を高めることができます。
この記事を参考に、自分に合った対策方法を見つけ、合格に向けて努力してください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。